ビズショカ(ビジネスの書架)

ビジネス書、新書などの感想を書いていきます

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『ナポレオン四代』野村啓介 二人の皇帝、二人の息子

四人のナポレオンの生涯をたどる 2019年刊行。筆者は1965年生まれ。東北大学大学院国際文化研究科の准教授。 副題に「二人のフランス皇帝と悲運の後継者たち」とあり、更に帯の惹句には「栄光と没落 偉大な父とその影を追った息子」とある。ナポレオン一世や…

『ルネサンスの世渡り術』壺屋めり 巨匠たちのマネタイズ術!知られざる美術史の世界

「クーリエ・ジャポン」の連載記事が単行本に 2018年刊行。刊行は芸術新聞社から。 本書は、Webマガジン「クーリエ・ジャポン」に連載されていた、「リナシタッ ルネサンス芸術屋の仕事術」(記事閲覧は有料)を加筆修正の上で単行本化したもの。 筆者の壺屋…

『悪者見参 ユーゴスラビアサッカー戦記』木村元彦 ナショナリズムがフットボールと結びつく世界

『誇り』に続く「旧ユーゴサッカー三部作」の第二弾 2000年刊行。木村元彦(ゆきひこ)の二作目の作品となる。 先週感想を書いた『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』の続篇的な作品である。後日刊行された『オシムの言葉』と併せて「旧ユーゴサッカー三…

『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』木村元彦 サッカー選手から見たユーゴスラヴィア内戦

木村元彦のデビュー作 筆者の木村元彦(きむらゆきひこ)は1962年生まれのノンフィクション作家、ジャーナリスト。 2005年の『オシムの言葉』で一躍ベストセラー作家になる木村元彦だが、そんな彼のデビュー作がこの『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』…

『信長軍の司令官』谷口克広 死屍累々、織田信長軍団の光と影

信長軍の変遷をたどる 2005年刊行。筆者の谷口克広(たにぐちかつひろ)は1943年生まれの戦国史研究家。織田信長に関する著作が多数ある。 戦国ヲタは読んでおけという一冊。面白いぞ。尾張の小大名時代から、京都上洛時、伊勢攻め、浅倉浅井戦、本願寺攻め…