戦国時代
応仁の乱後、七人の将軍はどう生きたか? 2023年刊行。筆者の山田康弘(やまだやすひろ)は1966年生まれの歴史学者。専門は日本中性子。現在は東京大学史料編纂所の学術専門職員。ちなみに考古学者の山田康弘(東京都立大教授)とは同姓同名の別人みたい。 …
信長VS伊賀衆 2021年刊行。筆者の和田裕弘(わだやすひろ)は1962年生まれの戦国史の研究家。 戦国時代、特に織田家に関する著作を数冊上梓しており、中公新書からは以下の三作を世に送り出している。 2017年『織田信長の家臣団―派閥と人間関係』 2018年『信…
「刀狩り」の概念を変えた一冊 筆者の藤木久志(ふじきひさし)は1933年生まれ。群馬工業高専の講師や、聖心女子大学での助教授職を経て、立教大学へ。立教では名誉教授にまでなり、その後は帝京大学でも教鞭を振るった。 残念ながら2019年に亡くなられてし…
戦国バブルの弾けたあとに 2019年刊行。筆者の藤田達生(ふじたたつお)は、三重大学、同大学院の教授で、専攻は日本近世国家成立史の研究。 内容はこんな感じ 安土桃山時代から江戸時代へ。戦乱の続いた時代から太平の世へ。この国の社会基盤は大きな変容を…
信長軍の変遷をたどる 2005年刊行。筆者の谷口克広(たにぐちかつひろ)は1943年生まれの戦国史研究家。織田信長に関する著作が多数ある。 戦国ヲタは読んでおけという一冊。面白いぞ。尾張の小大名時代から、京都上洛時、伊勢攻め、浅倉浅井戦、本願寺攻め…