ビズショカ(ビジネスの書架)

ビジネス書、新書などの感想を書いていきます

地理

『一瞬でわかる 日本と世界の領土問題』高橋和夫・川島淳司 領土問題はどうして起きるのか?

領土問題が一瞬でわかる! 2011年刊行。筆者の高橋和夫(たかはしかずお)は国際政治学者で、放送大学の元教授(現在は名誉教授)。もう一人の筆者、川島淳司(かわしまじゅんじ)は、放送大学の非常勤講師(当時)。 わたしは2021年の春から放送大学での学…

『民族の世界地図』と『新・民族の世界地図』 世界紛争の因果を知るには読んでおきたい二冊

世界紛争が起きる理由がわかる 『民族の世界地図』は2000年刊行。21世紀研究会編とあるが、21世紀研究会は歴史学、文化人類学、考古学、宗教学、生活文化史学の研究者9人による国際文化研究のための集まりである。 新・民族の世界地図』は2006年刊行。『民族…

『はじめてのGIS その問題、デジタル地図が解決します』中島円 フリーソフトのQGISで簡単に地図が作れる

地図を使って問題を解決したいあなたにQGISがおすすめ こんなデータが揃っているけれど、どうすればわかりやすい資料になるのか悩んでいる。説得力のある資料を作りたいけれど、必要なデータがどこにあるかわからない。業務の中で、地図を使ってビジュアルか…

『バカ日本地図』と『バカ世界地図』で認識のねじれを楽しむ

「バカ日本地図」と「バカ世界地図」の感想を書きました。バカな皆さんによる、脳内日本地図、世界地図の数々。 2004年刊行。「みんなでくだらないものを作る」ウェブサイト「借力」で進められていた企画が書籍化されたものです。

『聖地巡礼 世界遺産からアニメの舞台まで』岡本亮輔 現代人の宗教的意識の変容を読み解く

現代の聖地はなぜ生まれるのか 2015年刊行。筆者の岡本亮輔(おかもとりょうすけ)は1979年生まれの宗教学者。現在は北海道大学の准教授を務めている人物。 2012年の『聖地と祈りの宗教社会学』では日本宗教学会賞を受賞している。 聖地と祈りの宗教社会学―…

『秘島図鑑』『幻島図鑑』清水浩史 不思議な島たちの物語

本日は清水浩史(しみずひろし)による『秘島図鑑』と『幻島図鑑』の二冊をまとめてご紹介したい。清水浩史は1971年生まれの編集者、ライター。日本各地の島を訪ね歩いた著作の数々で知られる人物だ。 この記事から得られること 魅力的な日本の島、50島につ…

『国道16号線 「日本」を創った道』柳瀬博一 国道16号線をめぐる文明論

日本最強の郊外道路の過去と未来 2020年刊行。筆者の柳瀬博一(やなせひろいち)は1964年生まれ。日経BP社で「日経ビジネス」の記者や、専門誌の編集、単行本の編集者として活躍。その後独立し、現在は東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の教授職に就いて…

『離島を旅する』向一陽 ニッポンを大きく一周!端っこへ行こう!

島好きなら読みたい一冊 2004年刊行。筆者の向一陽(むこういちよう)は1935年生まれのジャーナリスト、探検家。元共同通信社勤務で日本山岳会の会員。 世界各地を登山、探検目的で訪れており、奥アマゾン探検隊の隊長職も務めている。どっちが本業なのだろ…

『東京の地霊(ゲニウス・ロキ)』鈴木博之 歴史的因縁が土地にもたらすもの

サントリー学芸賞受賞作品 筆者の鈴木博之(すずきひろゆき)は建築史家。東京大学や、青山大学の教授を歴任。東大の名誉教授にもなり、2014年に68歳で亡くなっている。 本作は1990年に文芸春秋社から刊行され、サントリーが主催する学術賞、サントリー学芸…

『世界の断崖おどろきの絶景建築』をGoogleMapで見てみる

ビズショカというブログ名にして、わざわざブログを分けたわりには、あまりビジネス寄りの本を紹介していないような気もする(まあ、いいか)。小説は向こう、それ以外はこちらってくらいの、ゆるいくくりで当面はやっていくつもり。 「どうして?」と問い質…