ビズショカ(ビジネスの書架)

ビジネス書、新書などの感想を書いていきます

不動産

『50代、家のことで困ってます』長谷川高 50代ならではの「家」の悩みを解決します

2022年刊行。筆者の長谷川高(はせがわたかし)は1963年生まれ。リクルートコスモス出身の不動産コンサルタント。住宅購入や、不動産投資についての著作多数。 代表作である『家を買いたくなったら』は2006年刊行。その後、2011年の新版、2019年の令和版と何…

『限界ニュータウン 荒廃する超郊外の分譲地』吉川祐介 千葉県北東部に乱開発された宅地群があった

知られざる「限界ニュータウン」の全貌が明らかに 2022年刊行。筆者の吉川祐介(よしかわゆうすけ)は1981年生まれのブロガー、Youtuber。自身も現地で暮らし、100カ所以上もの限界ニュータウンを巡り、その実情をレポートしてきたことで知られる人物である…

『人口減少時代の土地問題』吉原祥子 面倒でも土地の登記はしっかりと!

全国の土地の2割は所有者がわからない 2017年刊行の中公新書。筆者の吉原祥子(よしはらさちこ)は1971年生まれ。民間のシンクタンク東京財団の研究員。 帯の惹句にもあるとおり、「持ち主がわからない土地が九州の面積(国土の2割)を越えている」。日本で…

『理想の暮らしをかなえる50代からのリフォーム』水越美枝子 動線と収納がゆとりを生み出す

リフォームについて考えている中高年の方向け 2021年刊行。B5サイズの大型本である。 筆者の水越美枝子(みずこしみえこ)は一級建築士。日本女子大卒業後、清水建設に入社し、その後独立。キッチンスペシャリストの肩書を持つ。住宅設計から、リフォーム、…

『50歳からの賢い住宅購入』千日太郎 お金の視点からアラフィフ年代の住宅ローンを考える

住宅購入で悩むアラフィフ世代に 以前にも書いたが、わが家は賃貸物件での生活が長い。しかし、今年に入ってから、遅ればせながら中古マンションを買えないものかと物色をダラダラと続けている(あまり進んでいない)。物件についての知識はそれなりに溜まっ…

『老後に住める家がない!』太田垣章子 明日は我が身の”漂流老人”問題

老後に住む家が借りられない現実を知る 2000年刊行。筆者の太田垣章子(おおたがきあやこ)は専業主婦から一念発起、30代後半で司法書士の資格を取られた方。2,300件を超える家賃滞納トラブルを解決してきた実績を持つ、最新の賃貸事情を知る人物である。 太…

『中古マンション本当にかしこい買い方・選びかた』針山昌幸 リーズナブルに理想の住まいを手に入れる

「中古マンション購入」ノウハウ本を読んでいる 『マイホームは価値ある中古マンションを買いなさい』『30年後に絶対後悔しない中古マンションの選び方』と、ここしばらく中古マンション購入のためのノウハウ本を読み漁っているわたくし。知識は増えて来たけ…

東京郊外の実家を処分するまでに読んだお役立ち本16冊 片づけ方、空き家リスク、売却ノウハウ

実家の家と土地を売却 私事で恐縮だが、一昨年実家の家と土地を売却した(今にして思えばコロナ禍の前に売れてよかった)。 わたしは進学時に実家を出て久しく、生活基盤は東京にある。実家近郊に住む妹も結婚後は、新居を購入してしまっている。父が死んで…

『30年後に絶対後悔しない中古マンションの選び方』 マンションを買うなら中古派のあなたに

マンションを買うなら中古だと思っている方向け 新築マンション価格の高止まりが続いている。2020年の首都圏マンションの平均価格はなんと6,083万円!(首都圏マンション市場動向―2020年まとめー[PDF]より)。こうなるとなかなか一般人は手が出ない。 そこで…

『マイホームは価値ある中古マンションを買いなさい』日下部理絵 絶対に失敗しないための徹底ガイド

中古マンション選びで迷ったら読みたい 2019年刊行。筆者の日下部理絵は、大学在学中にマンション管理士・管理業務主任者試験に合格。マンション管理会社勤務後、マンションの総合コンサルタント事務所を開設し独立された方。ご本人もマンションに居住してお…