ビズショカ(ビジネスの書架)

ビジネス書、新書などの感想を書いていきます

民俗

『みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ?』島村恭則 民俗学の懐の広さを知ることが出来る一冊

民俗学って何なのかを知りたい方に 2020年刊行。筆者の島村恭則(しまむらたかのり)は1967年生まれ。現在は、関西学院大学社会学部、大学院社会学研究科の教授。世界民俗学研究センター長。専門は現代民俗学、民俗学理論。 内容はこんな感じ 民俗学とは田舎…

『大津絵』クリストフ・マルケ 江戸時代の人々に愛された庶民画の世界

フランス人研究者による「大津絵」ガイドブック 2016年刊行。筆者のクリストフ・マルケは1965年生まれ。フランス人で、日本近世・近代美術史と、出版文化史の研究者である。 オリジナルのフランス版は2015年に刊行されている。フランスで書かれたガイドブッ…

『舟小屋―風土とかたち』民俗、建築ネタ大好きな人必見の一冊

中里和人による舟小屋写真が素晴らしい 2007年刊行作品。刊行当時、表紙を見て速攻購入。 もしかしてと思ったら、やはり写真は中里和人(なかざとかつひと)だった。中里和人は1956年生まれの写真家で、現在は東京造形大学の教授にもなっている。昔ながらの…

『熊を殺すと雨が降る』遠藤ケイ 失われゆく山の民俗学

四半世紀以上前に書かれた良作 1993年に岩波書店から『山に暮らす』として刊行された作品。筆者の遠藤ケイは1944年生まれの作家。民俗関連の著作多数。本作はその中でも最初期の作品ということになる。 後に2002年に山と渓谷社から『熊を殺すと雨が降る』の…

『ノスタルジックアイドル 二宮金次郎』井上章一 誰が二宮金次郎を作ったのか?

『京都ぎらい』筆者が調べた二宮金次郎像の秘密 1989年刊行。筆者の井上章一(いのうえしょういち)は1955年生まれの建築史家、作家、風俗史研究家。現在は国際日本文化研究センターの所長、教授職を務めている方である。1980年代から現在に至るまで多くの著…