ビズショカ(ビジネスの書架)

ビジネス書、新書などの感想を書いていきます

『文系のためのめっちゃやさしい確率』倉田博史・監修 

確率がわからない方へ 私事で恐縮だが、わたしは私立文系人間(しかも文学部だ)で、高校時代に数学は「数II」までしか履修していない。よって、確率がよくわからない。最近、統計の勉強を始めているのだが、確率についての根本的な理解が足りない故に、あれ…

『北条氏の時代』本郷和人 七人の得宗家から読み解く鎌倉時代

本郷和人による「北条氏」本 2021年刊行。筆者の本郷和人(ほんごうかずと)は1960年生まれの歴史学者。東京大学史料編纂所で教授職にある人物。専門は日本の中世史。 一般人向けの著作も多く、メディアに登場する機会も多いので、ご存じの方も多いのではな…

『ルポ貧困大国アメリカ』堤未果  格差社会の本場アメリカの怖ろしさ

70万部も売れた大ベストセラー 2008年刊行。日本エッセイスト・クラブ賞及び、新書大賞をダブル受賞したことで知られる。刊行当時は70万部を売った大ベストセラーである。 筆者の堤未果 (つつみみか)は1971年生まれの作家、ジャーナリスト。ニューヨーク州…

『はじめてのGIS その問題、デジタル地図が解決します』中島円 フリーソフトのQGISで簡単に地図が作れる

地図を使って問題を解決したいあなたにQGISがおすすめ こんなデータが揃っているけれど、どうすればわかりやすい資料になるのか悩んでいる。説得力のある資料を作りたいけれど、必要なデータがどこにあるかわからない。業務の中で、地図を使ってビジュアルか…

『戒名と日本人 あの世の名前は必要か』保坂俊司 戒名という切り口から見た日本葬送史

戒名の事が気になって 2006年刊行。筆者の保坂俊司(ほさかしゅんじ)は1956年生まれの宗教学者。本書執筆時は麗澤大学の教授だったが、現在は中央大学の教授。専攻は比較宗教学、インド思想。戒名「行俊」。 まず最初に誤植多すぎでゲンナリ。ですます調で…

放送大学一年目二学期、単位認定試験を受けてきました

かなり時間が経過してしまったけど、結果報告をこっそりとしてみる。 放送大学、一年間続けられた! 2021年の4月から放送大学の選科履修生になって一年が経過。なんとか挫折せずに続けることが出来たので、その後の進展をご報告します(突然のですます調)。…

『ゾロアスター教』青木健 アーリア人の宗教としてのゾロアスター教史がおもしろい

ゾロアスター教を知るために 2008年刊行。筆者の青木健(あおきたけし)は1972年生まれの宗教学者。現在は静岡文化芸術大学の教授。専門はゾロアスター教、イランのイスラーム思想。 個人的な所感だが、日本人が書いた一般人向けのゾロアスター教の本となる…

『デジタル化する新興国』伊藤亜聖 世界はもうこんなにデジタル化されている!

海外のIT事情を知りたい方へ 2020年刊行。筆者の伊藤亜聖(いとうあせい)は1984年生まれ。東京大学社会科学研究所の准教授で、専門は中国経済論。 中央公論新社の総合誌『中央公論』2019年12月号に掲載された「デジタル新興国論」加筆修正の上で単著化した…

『マニ教とゾロアスター教』山本由美子 消えた宗教と生き残った宗教

山川の「世界史リブレット」が面白い! 1998年刊行。筆者の山本由美子は1946年生まれの歴史学者。専攻は古代イラン史、ゾロアスター教史。川村学園女子大学文学部史学科の教授。 山川出版社の歴史叢書「世界史リブレット」の一冊。以前、姉妹シリーズの「日…

『リモートワークの達人』もっと早く読みたかった「テレワーク」ガイドブック

8年も前に書かれた「テレワークのすすめ」本 コロナ禍で日本のテレワーク対応は一気に進んだ(というか、導入せざるを得なかった)のだが、本書はそれに先駆けること8年前の2014年に刊行されていた本である。単行本版のタイトルは『強いチームはオフィスを捨…