ビズショカ(ビジネスの書架)

ビジネス書、新書などの感想を書いていきます

『荘園』伊藤俊一 750年に及ぶ、日本の荘園の歴史を振り返る

荘園を通じて日本の中世史を学ぶ 筆者の伊藤俊一(いとうしゅんいち)は1958年生まれの歴史学者。現在は名城大学人間学部の教授職にある人物。専門は日本中世史。 著作に『室町期荘園制の研究』。共著に『新体系日本史3 土地所有史』『気候変動からみなおす…

『心をあやつる男たち』福本博文 マインドコントロールの実態に迫った一冊

STと新たな洗脳の仕組み 筆者の福本博文(ふくもとひろふみ)は1955年生まれのノンフィクション作家。『心をあやつる男たち』は1993年に刊行された作品。 心をあやつる男たち 作者:福本 博文 文藝春秋 Amazon 文春文庫版は1999年に刊行されている。 この記事…

HTML,CSSのスキルを上げたい方には『Webクリエーター能力認定試験』がおススメ

先月の話になるが、Webクリエーター能力認定試験を受験し、なんとかエキスパートコースを合格できたので、そのあたりの話をしてみたいと思う。 Webクリエーター能力認定試験合格証書 Webクリエーター能力認定試験って? 「Webクリエーター能力認定試験」は各…

『偽善系 やつらはヘンだ!』『偽善系II 正義の味方にご用心!』日垣隆 世に溢れる偽善者たちを叩きまくる

2000年刊行。本日は日垣隆(ひがきたかし)が2000代の前半に上梓した二冊の社会批判本をご紹介したい。日垣隆は1958年生まれの作家、ジャーナリスト、ノンフィクションライター。 1999年の『「買ってはいけない」は嘘である」』で第61回の文藝春秋読者賞を。…

『秘島図鑑』『幻島図鑑』清水浩史 不思議な島たちの物語

本日は清水浩史(しみずひろし)による『秘島図鑑』と『幻島図鑑』の二冊をまとめてご紹介したい。清水浩史は1971年生まれの編集者、ライター。日本各地の島を訪ね歩いた著作の数々で知られる人物だ。 この記事から得られること 魅力的な日本の島、50島につ…

『50歳からのむなしさの心理学』榎本博明 「むなしさ」をきっかけに前を向く方法

中高年を襲う「むなしさ」 40代後半~50代前半の方に伺いたいのけれども、近頃こんなむなしい思いに囚われたことはないだろうか。 やる気が出なくなった 仕事への情熱がなくなった 自分に自信が持てなくなった このままでいいのか焦る 自分らしく生きていな…

『刀伊の入寇 平安時代、最大の対外危機』関幸彦 女真族の襲来と軍事貴族たちの台頭

平安時代の異民族襲来 日本の歴史上、本土にまで外国勢力が侵入を果たした例は少ない。直近での最大の事例は言うまでもなく太平洋戦争(第二次世界大戦)になるだろう。しかしそれより前となるとどうだろうか。なんと鎌倉時代の元寇(1274年、1281年)まで遡…

『紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像』斎藤美奈子 物語世界から読み解くジェンダー意識

今週のお題「読書の秋」。本日ご紹介するのはこちら。 斎藤美奈子、初期の代表作 筆者の斎藤美奈子(さいとうみなこ)は1956年生まれの文芸評論家。デビュー作は1994年の『妊娠小説』。 余談ながら「紅一点」が北宋の政治家にして詩人王安石の詩の一節、「萬…

『しのびよるネオ階級社会』林信吾 “イギリス化”する日本の格差

英国事情通が説く、ネオ階級社会 2005年刊行。筆者の林信吾(はやししんご)は1958年生まれの作家、ジャーナリスト。1983年に渡英。欧州ジャーナルの編集長を経て1993年に帰国。その後は、イギリス滞在の経験を生かし、作家・ジャーナリストとして活躍中。 続…

「好きな中公新書10選」を歴史系縛りでピックアップしてみた

中公新書を歴史系から10冊セレクト 中公新書は、岩波新書、講談社現代新書と共に「新書御三家」として名高い。1962年創刊ということで、来年で創刊60周年を迎える老舗レーベルである。 さて、本日ははてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」に便乗。 なに…