かなり時間が経過してしまったけど、結果報告をこっそりとしてみる。
- 放送大学、一年間続けられた!
- コロナ禍の単位認定試験は引き続きの特別体制
- 放送大学、各科目ごとの勉強時間
- 放送大学の勉強方法はGoogleドキュメントがおススメ!
- 気になる試験結果は?
- 放送大学関連の記事はこちらから
放送大学、一年間続けられた!
2021年の4月から放送大学の選科履修生になって一年が経過。なんとか挫折せずに続けることが出来たので、その後の進展をご報告します(突然のですます調)。
今回は2021年度二学期の単位認定試験についての取り組み、勉強法、体験レポート、その結果について書きたいと思います。
放送大学は二期制となっていて、学期区分は以下の通り。
一学期(前期):4月~9月
二学期(後期):10月~3月
一学期の場合は7月に、二学期の場合は1月に試験があるので、実質的な学習期間は各4カ月程度となっています。
二学期(前期)にわたしが履修したのはこちらの7科目(12単位)。
- 身近な統計
- 日本語リテラシー
- 初歩からの数学
- 社会調査の基礎
- 生活環境情報の表現-GIS入門 ※
- 演習初歩からの数学 ※
- 情報ネットワーク ※
一学期が4科目(7単位)だったので、少し背伸びをして履修科目を増やしてみました。これがあとあと悲惨な結果を招きます(伏線)。
テキストはこんな感じ。
七科目履修しているのにテキストが四冊しかないのは、残りの三科目がオンライン授業の科目だからです(※印部分)。放送大学のオンライン授業は、オンラインで授業がすべて完結する仕組みとなっていて、テキストなどはPDF形式で支給されるのです。
コロナ禍の単位認定試験は引き続きの特別体制
従来の放送大学の試験は、指定された日時に、あらかじめ登録している全国の学習センターに赴き、その場で一斉に試験を受けるスタイルでした。
しかし新型コロナウイルス蔓延のため、2021年度からは特例として自宅での試験が実施されました。
試験問題はWeb上で公開され、あらかじめ郵送されていたマークシートに回答を記入。所定の期日までに回答を郵送することで試験完了となります(この点あくまでもアナログ)。
この試験体制の重要ポイントは以下の二点。
- 実質時間無制限
- なんでも持ち込みオッケー
コロナ禍とはいえ、正直言って、これは相当な単位の大盤振る舞いだったと思います。放送大学史上空前のボーナスステージイヤーだったのではないかと思います。おかげで、試験そのものは、非常に気楽に受けることが出来ました。
放送大学、各科目ごとの勉強時間
それでは、各科目ごとの学習時間を公開。今回も学習時間の管理や、グラフ作図にはStudy Plus(スタディプラス)を使っています(一部Photoshopで修正しているけど)。
各科目ごとの勉強時間は以下の通り。
- 身近な統計(45時間10分)
- 日本語リテラシー(23時間25分)
- 初歩からの数学(47時間5分)
- 社会調査の基礎(22時間10分)
- 生活環境情報の表現-GIS入門(19時間10分)
- 演習初歩からの数学(28時間30分)
- 情報ネットワーク(30時間20分)
合計で216時間程度。一学期が128時間だったので大幅にアップとなりました。
ド文系の人間なのに、無理して履修した「初歩からの数学(演習含む)」と「身近な統計」がとにかくわからない……。他の科目の倍は勉強したと思います。これは計算的な理解が必要な科目を同時に履修することのリスクを思い知りました。
「初歩からの数学」は用心のために早めにテキストを入手して、学期の始まる二か月前から学習を開始したのですが、それでも最後はギリギリ状態でした。ホントに危なかった。
とにかく苦労させられた、放送大学の「初歩からの数学(演習含む)」と「身近な統計」については紹介記事を既に書いているので、興味のある方はこちらも参照してみてください。
放送大学の勉強方法はGoogleドキュメントがおススメ!
放送大学の勉強ですが、基本的な学習パターンはこんな感じでした。
- テキストをざっと読む(大事っぽい個所にラインを引く)
- テキストをノート化する
- 放送授業を観る(聴く) ※早送りOK
- 過去問を解く
過去問は最初にやって、あらかじめ重要なポイント、試験に出そうな部分を把握しておくという方法もあります。ただ、これはその科目について、多少なりとも知見を持っている場合にのみ使える方法だと思います。まったく未知の科目の場合、過去問を見ても何が何だかさっぱりわからないと思うので、その場合は、地道にテキストからやっていくしかないです。
今回は試験が持ち込み自由だったので、暗記については全くケアしませんでした。必要な知識が、どこを見れば即座に参照できるか、その点に注力して学習を進めました。
一学期と変えた点としては、紙のノートを辞めた点ですね。紙のノートは自由度も高く、達成感もあるのですが、いかんせん時間がかかります。二学期は履修科目を増やしたので、紙のノートではキツイと思っていました。
そこで、今回導入したのはGoogleドキュメントです。Googleドキュメントはオンラインでドキュメントを作成できるサービスでもちろん無料。パソコンでもスマホでも使えて、同期も瞬間で行われるので、家でも外でもいつでも利用できるのが助かりました。
手動でファイルを保存する必要がなく、常に最新の状態が自動保存されるのもいい感じ。ノートをデジタル化することで、検索性が高まるのも大きな優位点で、これは試験の時にとても役立ちました。
Googleドキュメントでの学習については、いろいろテクニックが溜まってきたので、別途エントリを作って説明するかも。
気になる試験結果は?
ちなみに試験結果は……
仕事中ずっと気になってましたが、ようやく確認。
— ぬぬに@書籍感想&勉強垢 (@nununi_b) February 17, 2022
放送大学2021年度二学期。無事に@取れてました。
来学期から試験システムが変わるので、次はこうはいかないだろうなあ……。
ともあれ、これで、本格的に来期の履修科目を検討できます。 pic.twitter.com/VyUrO2e3RK
無事に全科目単位取れてました!苦手だった数学と統計でⒶ取れたのは嬉しい~。
ってまあ、自宅受験、時間無制限、持ち込みし放題の試験だからこそ、ではあったと思いますが……。もうこんなチャンスは無いだろうなあ。
ちなみに、2022年度の試験は自宅受験が継続。引き続き持ち込みは可能ながらも、さすがに時間無制限はナシ(制限時間50分)となる見込み。次からは厳しくなりそうです。